クロネコ先生
tarとzipの違いについて解説します。
結論
tarはUNIX系システムで一般的に使用され、ファイルやディレクトリをアーカイブ(ひとつにまとめる)するためのコマンドあるいは拡張子のことです。
一方、zipは圧縮形式のひとつで、Windowsや多くの他のプラットフォームで広く使用されているコマンドあるいは拡張子のことです。
よって、tar(一つにまとめる)とzip(圧縮する)は全く別のことをやっている事になります。
使い方
一般的には、ファイルやディレクトリをtarコマンドによってアーカイブ(一つにまとめる)し、zipで圧縮するという流れになります。
例
アーカイブする
tar -cf archive.tar file1 file2 directory1
-c: 新しいアーカイブを作成する
-f: アーカイブファイルの名前を指定する
圧縮する
zip archive.zip archive.tar
これにより、tarでアーカイブされたファイルがzipで圧縮されます。
まとめ
tar…ファイルやディレクトリをアーカイブする(一つにまとめる)。
zip…圧縮する
一般的にはtarでアーカイブした後、zipで圧縮する。
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